NEWS

上期集中の前年同期反動で減収減益 コーセーアールイー中間決算


通期は増収増益見込む

東証1部上場でマンション開発、販売の㈱コーセーアールイー(福岡市中央区赤坂1丁目、諸藤敏一社長)の2018年7月の中間連結決算は、売上高が前年同期比59・3%減の33億9504万円、経常利益が80・9%減の2億6843万円の減収減益だった。
当初計画通りに開発を進めたものの、物件の完成、引き渡しが集中した前年中間期の反動で、収入、利益ともに減少した。事業別に見ると、ファミリーマンション販売事業は、売上高が64・1%減の10億2960万円、部門営業利益は91・7%減の4138万円だった。資産運用型マンション販売事業は、売上高が67・3%減の16億8635万円、部門営業利益が84・4%減の1億5193万円。不動産賃貸管理事業は、管理戸数が前年同期30戸増の2916戸になり、売上高が2・7%減の1億9071万円、部門営業利益は17・3%増の8099万円。ビルメンテナンス事業は、管理戸数の増加で売上高が16%増の9104万円、部門営業利益は22・9%減の713万円。不動産売買の仲介業などその他の事業は、福岡市内の商業施設用地を売却したことで、売上高が約16・4倍の3億9731万円、部門営業利益が10・8倍の1億4419万円だった。
2019年1月期連結は売上高が2・4%増の132億300万円、経常利益が1・4%増の17億7500万円の増収増益を見込んでいる。