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上期総額売上高は16・5%増の252億600万円 博多大丸
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週刊経済2023年11月7日発行号
外商売り上げが大幅増
㈱博多大丸(福岡市中央区天神1丁目、小宅祥広社長)の上期(3~8月)決算は、総額売上高が前年同期比16・4%増の252億600万円、営業損益は前年同期の4億6700万円損失から1億6700万円の利益となり、2019年以来4年ぶりの黒字に転じた。
当期は、天神ビッグバンによる周辺の建て替え工事や、七隈線の博多駅延伸による乗降客の減少などマイナス要因もあったが、富裕層戦略で若年・中年層の開拓が進んだことで、外商売上が前年同期比22・2%増の62億5000万円と大幅に伸びた。またインバウンド売上も前年同期の20倍以上となる16億6000万円に伸び、業績を押し上げた。下期も富裕層の拡大、インバウンド戦略の強化などで通期の黒字を見込んでいる。