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上期売上高は6割減の78億円 スターフライヤー


運休、減便響く

㈱スターフライヤー(北九州市小倉南区空港北町、白水政治社長)の20年9月中間決算は、売上高が前期比61・2%減の78億5100万円、経常損失は64億6400万円で減収・赤字化となった。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で国内線と国際線を運休、減便したことで売り上げが大幅に落ち込んだ。稼働便が減ったことで燃料費を含む航行費は40・9%減の49億7034万円、そのほか販管費も約10億円と削減したが、減収分を吸収しきれず、前期経常利益7億4千万円から赤字となった。四半期純損失は64億1100万円。同社では「早期に運転資金を確保するなど社内体制を整えながら、需要回復や予約状況、同感染症の拡大・収束状況などを見極め、収益改善の機会を逃さぬよう臨機応変に運航を再開していきたい」と話している。
通期では現時点で開示しておらず、状況が変わり次第公表する予定。

2020年11月10日発行