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上期売上高は5・6%減の2690億円見込む  山九


経常は6・5%減の180億円の見通し

総合物流大手の山九㈱(本社東京都、本店・北九州市門司区港町、中村公大社長)は9月24日、2021年3月期の上期業績予想を発表した。売上高は前年同期比5・6%減の2690億円、経常利益は同6・5%減の180億円で減収減益を見込む。
5月の決算発表時点では、新型コロナウイルスによる影響の算定が難しいことから未定としていた。機工事業においては、今年度は国内のSDM(大型定期修理工事)がメジャー年であり順調な推移を見込むものの、物流事業では新型コロナウイルスによる影響などにより、港湾・構内作業における取扱量の減少や顧客の生産・出荷量の減少を見込んでいる。営業利益は同8・8%減の175億円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同12・8%減の111億円となる見通し。また、上期配当予想は前年同期比5円減配の50円とした。通期業績予想と期末配当予想については、引き続き新型コロナウイルスよる影響の算定が難しいことから未定としている。

2020年10月6日発行