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上期売上高は3割減の116億円 ウチヤマホールディングス


カラオケ、飲食事業の集客減響く

介護事業の㈱さわやか倶楽部、カラオケ店や飲食事業を展開する㈱ボナーの持ち株会社で東証一部、㈱ウチヤマホールディングス(北九州市小倉北区熊本2丁目、内山文治社長)の2020年9月連結中間決算は、売上高が前年同期比29・4%減の116億9540万円、経常損失が3億6352万円(前年同期は11億3441万円の黒字)で、減収減益だった。
期中に新規施設3カ所を開設し、四半期連結会計期間の売上高、セグメント利益が過去最高だった介護部門が事業をけん引したものの、カラオケ、飲食事業が新型コロナウイルス感染症拡大で集客の回復に遅れが生じていることが影響し、収入、利益ともに減少につながった。
事業別では、介護事業の売上高が前年同期比5・5%増の99億5218万円、セグメント利益が8・8%増の7億4015万円。カラオケ事業は売上高が58・1%減の14億6114万円、セグメント損失が6億2198万円(前期は3億8175万円の黒字)。飲食事業は売上高が77・1%減の1億5510万円、セグメント損失が1億2740万円(前期は1545万円の黒字)。不動産事業は、前期に販売した大型不動産売却の反動で売上高が97・3%減の7881万円、セグメント利益が97・8%減の1184万円。ホテル運営などのその他の事業は売上高が53・9%減の4815万円、セグメント損失5681万円(同3774万円の赤字)だった。
通期予想は、コロナ禍で見通しがたたず、未定としている。

2020年11月24日発行