上期売上高は１１・２％増の８３億１１００万円　博多大丸

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週刊経済2024年11月6日発行号

インバウンドなど好調

㈱博多大丸（福岡市中央区天神１丁目、村本光児社長）の上期（３～８月）決算は、売上高が前年同期比１１・２％増の８３億１１００万円、営業利益は３・７倍の６億１８００万円となった。
当期は、天神ビッグバンの周辺工事による影響で入店客数が伸び悩んだが、富裕層やインバウンドの売り上げが伸びて増収、特に６月にはインバウンド売り上げが過去最高となる１０億円を計上、上期の総額売上高は１６・８％増の２９４億３９００万円、金融損益、法人税などを差し引いた当期純利益は約６倍の３億６８００万円だった。通期については、１０月２６日にオープンした新外商サロンによる収益増などにより２期連続の増収増益を見込んでいる。