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上期売上高は過去最高の208億円 スターフライヤー中間期
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週刊経済2024年11月13日発行号
航空需要は上昇
㈱スターフライヤー(北九州市小倉南区空港北町、町田修社長)の24年9月中間決算は、売上高が前期比9・8%増の208億7300万円、経常利益は6億4100万円(前期経常損失13億1000万円)で増収・黒字化となった。
昨年度から新型コロナウイルス感染拡大の影響がなくなり、福岡空港、北九州空港を中心に旅客数が回復。旺盛な航空需要の取り込みや国際チャーターなどにより、売上高は中間期としては過去最高となった。通期では当初予想をやや下回ることが見込まれるものの着実に回復している。
一方でインフレ影響によるコスト増加に加え、米ドル為替市場が想定レートよりも通期において円安で推移することが予想され、外貨建取引の費用上昇が見込まれるため、通期業績予想を下方修正した。営業利益は3億1200万円(前期営業損失17億900万円)、中間純利益は6億6400万円(同中間純損失12億7100万円)となった。
通期では売上高が6・0%増の424億4000万円、経常利益は5・6%増の11億2000万円、当期純利益は6・3%増の9億7000万円の増収増益を見込む。