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上期営業収益は2・9%減の1157億7600万円 イオン九州中間期
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赤字幅も拡大
イオン九州㈱(福岡市博多区博多駅南2丁目、柴田祐司社長)の8月中間決算は、売上高に営業収入を加えた営業収益が前年同期比2・8%減の1157億7600万円、経常損失は前年同期の2億1900万円から4億9200万円に赤字幅が拡大した。
売上面では、新規出店として7月にイオン乙金SCを開業したが、昨年に閉店した店舗の影響や春先低温、7月の九州北部豪雨などの天候不順、昨年の震災復旧需要の反動もあり減収となった。利益面では、店舗特性に合わせた商品構成の見直しと在庫の適正化、また利益率の高い衣料品の売上が好調に推移したことなどで売上総利益率は前年同期より0・2ポイント改善するなどしたが減収によって赤字幅が拡大、営業損失は3億9800万円から7億800万円に、純損失も3億9400万円から4億8000万円に赤字が拡大した。
通期では、営業収益は1・2%減の2335億円、営業利益は15・5%増の9億円、経常利益は16・1%増の11億円、当期純利益は、前期に実施した資産売却の反動もあり75・5%減の1億円を見込んでいる。
2017年10月17日発行