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上川端町にIT人材育成のための専門学校を開校  学校法人大原学園


22年4月開校

専門学校運営の学校法人大原学園(東京都千代田区、中川和久理事長)は2022年4月、福岡市博多区上川端町にIT人材育成のための専門学校を開校する。
場所は明治通り沿い「杉田写真館」隣。現在建て替え工事を進めており、隣地(約135㎡)を新たに取得している。鉄骨造り地下1階、地上10階建てで、敷地面積は383㎡、建築面積は327㎡、延べ床面積は3120㎡。学校名は「福岡情報ITクリエイター専門学校」。プログラマーやシステムエンジニアなど情報IT人材の不足に加え、福岡市のスタートアップ支援が盛んなことも後押しし開校に至った。対象は高卒者で、2年制と3年制の「情報IT学科」と「ゲーム・クリエイター学科」(3年制)の3学科がある。「情報IT学科」は、2年制でプログラム言語やシステム開発などについて学ぶことができ、3年制ではさらにAIやIoTなどの高技術レベルを学ぶことができる。プログラマーやシステムエンジニアの育成を目指す。どちらも入学定員は30人。「ゲーム・クリエイター学科」は、ゲームプランニングやCG・映像制作、eスポーツなどについて学ぶことができる。入学定員は60人。
同法人は「新校舎は学生交流の場としてデザイン性ある学生ホール2カ所を備える。また、全館にWi–Fiを完備、21教室中9教室に最新PCを導入するなど学びに最適な環境を整えている」と話している。
同法人は1979年設立。資本金1301億円。グループ校総数111校。

2020年12月8日発行