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上川端町に新業態の串焼き店  慶州    レタス巻き串など野菜巻き提供


 焼肉店経営の株式会社慶州(福岡市博多区千代2丁目、岩田正信社長)は10月20日、同区上川端町に串焼き店「博多やさい巻串屋 鳴門」をオープンする。
 焼肉店「慶州」を県内に6店、東京に3店展開する同社が手掛ける新業態で、気軽に利用できる店をコンセプトに、野菜を肉で巻く串焼き料理の新ブランドを立ち上げた。メニューはレタス巻き串(250円)、パクチー巻き串(250円)などの野菜巻きやシャトーブリアン串(1200円)などの特選串、豚バラなどの博多焼とりで、客単価は4000円を見込んでいる。場所は国体道路沿い「かろのうろん」東側の「フタガミ本店川端ビル」1階で、店舗面積は132平方m。客席数は70席。営業時間は午後5時から翌日午前1時まで。スタッフは的野達朗店長をはじめ12人。岩田社長は「得意の肉の仕入れを生かした独自メニューも提供する。軌道に乗れば東京での展開も考えたい」と話している。 
                     
 地下鉄延伸工事に伴い祇園店を赤坂に移転

 また、同社では8月25日、焼肉店「慶州 祇園店」(同区祇園町)を中央区赤坂1丁目に移転し、「慶州 赤坂店」としてオープンした。
 地下鉄七隈線延伸工事に伴い今年6月に祇園店を閉店し、西友サニー赤坂店南向かいの「日新ビル」1階に移転したもの。店舗面積は165平方mで、客席数は70席で最大13部屋に区切って利用することができる。客単価は4000円を見込み、年間1億円の売り上げを目指す。営業時間は午後5時~翌午前1時。スタッフは重松康博店長をはじめ15人。岩田社長は「プライベートを確保できる個室が好評で、平日はサラリーマン、週末は家族連れにご利用いただいている」と話している。
 同社は1992年5月設立。資本金1000万円。従業員120人。焼肉店のほか、喫茶プリンス(中央区天神2丁目)なども経営する。