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上半期九州発着フェリー旅客数は73・3万人に  九州運輸局調べ    台風の影響で前年比7・5%減少


 九州運輸局(福岡市博多区博多駅東2丁目、竹本浩三局長)が11月19日付で発表した、2014年度上半期の九州発着の長距離フェリー輸送実績は、旅客が前年同期比7・5%減の73万3063人、車両は同2・1%減の54万1353台だった。
 旅客、車両とも減少した要因を、各事業者とも利用者が増加する夏場(7・8月)の台風などによる欠航が大きく影響したとしている。区間別の旅客輸送実績は、北九州―阪神間が前年同期比8・1%減の36万3926人、中九州―阪神間が同3・5%減の20万918人、南九州―阪神間が同9・6%減の15万2990人、北九州―京浜間が同18・9%減の1万5229人だった。
 車両数の内訳は、乗用車が前年同期比4・1%減の20万8629台、バスが同17・5%減の1735台、トラックが同0・7%減の33万0989台で、区間別の輸送台数は北九州―阪神間が前年同期比0・4%増の27万6962台、中九州―阪神間が同2・7%減の9万3113台、南九州―阪神間が同3・8%減の11万1634台、北九州―京浜間が同8・9%減の5万9644台だった。
 9月30日時点の長距離フェリー航路は阪九フェリー株式会社、株式会社名門大洋フェリー、オーシャントランス株式会社、株式会社フェリーさんふらわあ、宮崎カーフェリーの5社8航路。