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上半期は売上高18・6%増の1958億7000万円 九電工
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経常は22・1%増
㈱九電工(福岡市南区那の川1丁目、西村松次社長)の2020年3月期上半期連結決算(19年4月〜9月)は、売上高は前年同期比18・6%増の1958億7000万円、経常利益は同22・1%増の151億27900万円で大幅な増収増益となった。
売上高では前期首よりも増加した手持ち工事の引き渡しが順調で増収となった。部門別には電気工事が17・9%増の731億9600万円、空調衛生工事が18・3%増の609億300万円、配電線工事が9・5%増の236億4900万円、太陽光発電工事が24・9%増の263億5300万円と各部門とも大幅に伸びている。利益面では、工事の利益率は低下したものの売り上げ増によって営業利益は27・0%増の138億2000万円に伸び、純利益は特損の減少で30・7%増の104億7100万円と大幅に伸びた。
一方受注高は1940億8600万円で10・6%の減少、得意先別にみると、九州電力が7・1%増の240億3800万円と前年を上回ったが、一般民間は6・3%減の1643億500万円、官公庁は自治体の指名停止の影響が大きく70%減の57億4200万円に減少した。また太陽光発電工事では関東・東北・中京地区の受注が前年同期の267億1500万円から4億5100万円へと大幅減となっている。
通期の業績予想の修正はなく、売上高は2・4%増の4180億円、営業利益は3・4%増の380億円、経常利益は1・9%増の407億円、当期純利益は1・9%増の272億円を見込んでいる。
2019年11月25日発行