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三川坑跡に炭鉱電車移設、常設展示場整備へ 大牟田市 クラウドファンディング等で資金調達
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大牟田市(中尾昌弘市長)は8月22日、三池炭鉱専用鉄道で使われていた電気機関車4台を三川坑跡の市有地に移設した。
炭鉱電車は市が企業用地内に保存していたもので、保管場所の老朽化や近代化産業遺産群の発信地として活用するため、移設を検討してきた。昨年9月からインターネットを通じたクラウドファンディングや寄付で炭鉱電車の移設、常設展示場整備のための資金を募り、今年6月に目標額としていた3000万円を達成した。10月中旬をめどに、展示場の工事完了と一般公開を予定している。
市総合政策課では「多くの方々のご協力で実現できた。三池炭鉱関連の遺構をまちづくりに生かし、広く発信していきたい」と話している。