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三井住友海上プライマリー生命とAPI連携 みんなの銀行


週刊経済2023年6月20日発行号

更新系提供は初

ふくおかFG傘下のインターネットバンク㈱みんなの銀行(福岡市中央区西中洲、永吉健一頭取)は5月29日、三井住友海上プライマリー生命保険㈱(東京都中央区、藏田順社長)とAPIサービスの連携を開始した。
APIは「アプリケーション・プログラム・インターフェイス」の略で、顧客から了承を得た上で家計簿アプリなどの提携サービス事業者に銀行口座情報や本人確認情報などを連携する仕組み。三井住友海上プライマリー生命保険がスマートフォン完結型の変額年金保険『AHARA(アハラ)』の発売に伴い、同行のAPIと連携する。
今回連携したのは、更新系APIの「口座振替(Payments)」と参照系APIの「本人確認済情報提供(Identity Assurance)」の2種類で、更新系APIの外部提供は今回が初となる。同行では「これらのAPIは保険サービス以外での活用も視野に設計されており、他の事業者の方々にもご利用いただくことが可能。BaaS事業のさらなる進展に向けて、提供するAPIの拡充とアライアンスの拡大をしていきたい」と話している。