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万博機に「西のゴールデンルート」形成へ 福岡市など12自治体


週刊経済2023年10月3日発行号

福岡カンファレンスで表明式

新たな観光周遊ルート「西日本・九州ゴールデンルート」の創設・形成を目指す12自治体の首長が連携し、9月24日に「西日本・九州ゴールデンルートアライアンス」が設立された。同日、福岡市での福岡カンファレンスで表明式が開かれた。
2025年に開催予定で、約350万人のインバウンドが見込まれる大阪万博を見据え、大阪よりも西に位置する地域で、陸・海・空で繋がる観光周遊ルートの形成を目指すもの。参画するのは高島福岡市長、久元神戸市長、久原木岡山県知事、湯崎広島県知事、前田下関市長、武内北九州市長、小松武雄市長、大西熊本市長、鈴木長崎市長、清山宮﨑市長、下鶴鹿児島市長。
一般的に日本のゴールデンルートは、東京、箱根、富士山、名古屋、京都、大阪を周遊するルートとされている。高島市長は表明式で「今までのゴールデンルートに加え、万博という好機を生かして『西のゴールデンルート』を定着させていきたい」と話している。