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一風堂監修の一口餃子を発売 八洋食品


週刊経済2021年8月24日発行

一般市販用チルドの新商品として

餃子など冷蔵・冷凍調理食品製造の八洋食品㈱(糟屋郡新宮町上府北4丁目、川添修三社長)は9月10日、一般市販用チルドの新商品として「一風堂監修 ひとくち餃子」を発売する。
これは量販店の売り場活性化の提案として毎年春と秋に新商品を発売する一環。今回は博多発祥で国内はもとよりワールドワイドに展開するラーメン専門店「博多一風堂」が監修し、すでに冷凍食品として通販などで人気の博多一口餃子を市販用チルド商品として商品化。ふんだんに使った玉ネギと豚肉・鶏肉をラードと配合し、カリッとした皮とジューシーな具材のバランスが絶妙な逸品に仕上げた。内容量は12gx12個入りで、久原醤油特製の酢醤油(10g)1個が付く。希望小売価格は250円(税別)。九州や中国・四国地区の量販店で拡販を図り、月商300万円を目指す。同社では「一風堂でラーメンとともに人気の博多ひとくち餃子を、ぜひご家庭でもご賞味いただきたい」と話している。
同社は1963年4月創業・設立。資本金8400万円。従業員280人。市販用チルド餃子の西日本トップメーカーで、外食産業や量販店内デリカ向けの業務用冷凍餃子製造も柱に成長。関連会社6社と八洋グループを形成。2021年1月期の売上高は69億6600万円。