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一部店舗で窓口業務を自動化 ふくおかFG


週刊経済2023年5月2日、9日合併号

試験後に他店舗にも導入

㈱福岡銀行(福岡市中央区天神2丁目、五島久社長)は9月4日、窓口業務を新型ATMやWebサービスを活用して自動化する取り組みを一部店舗で開始する。
対象となるのはけやき通り支店(同区赤坂2丁目)と千鳥支店(古賀市舞の里3丁目)。多様化する顧客ニーズやデジタル技術の進展に伴い、「セルフ&キャッシュレス」をコンセプトとする「新しい店舗形態」を展開する。同行では日常生活での現金利用機会の減少などを踏まえ、今年3月から新型ATMを順次導入し、窓口での現金取引作業を集約、キャッシュレス化を目指している。両店舗で同ATMでの取引業務を拡大するほか、リモート窓口、WEBサービスコーナーを設置し、来店客が遠隔で口座開設するなど窓口人員を相談業務にシフトすることで、コンサルティング機能の向上を目指す。同行では「試験後、利用状況をみて、同様の試みを他の店舗に広げるのか、ふくおかFG傘下の熊本銀行、十八親和銀行で導入するのかを検討していきたい」と話している。