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ロンドンの世界三大酒類コンテストで受賞 鷹正宗
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週刊経済2021年7月20日発行
焼酎部門で
酒類メーカーの鷹正宗㈱(久留米市小頭町、濵﨑公孝社長)は6月30日、ロンドンで毎年開催される世界三大酒類コンテストの一つ、「インターナショナル・ワイン&スピリッツ・コンペティション(通称・IWSC)2021」で金賞と銅賞を受賞した。
数年前から海外展開を強化し、自社ブランドの認知度を高める一環で初出品。焼酎部門で、「本格麦焼酎 筑紫の坊主」が金賞、「本格麦焼酎 そげん」が銅賞だった。「筑紫の坊主」の原材料は麦と麦麹で、アルコール度数38度。3年以上の長期熟成麦焼酎。「そげん」の原材料は国産二条大麦で、アルコール度数は25度。酵母にワイン酵母を使用し、洋梨やメロンのようなフルーツの香りが特徴。同部門全体では特別金賞4銘柄、金賞10銘柄、銀賞29銘柄、銅賞32銘柄が受賞した。同社では「受賞酒の筑紫の坊主は、ホワイトオーク樽で3年以上貯蔵させた濃厚な常圧蒸留原酒と、タンクで3年以上貯蔵した減圧蒸留原酒をブレンドし、深い樽のコクと軽快な飲みやすさを両立している。ロックやストレートでゆっくり味わってほしい」と話している。
同社は1935年11月設立。資本金9千万円。2020年12月期売上高32億9千万円。従業員50人。