NEWS

ロイヤルホストで大豆ミートを使った新メニュー ロイヤルフードサービス


週刊経済2022年8月2日発行

7月20日から

ロイヤルホールディングス㈱(福岡市博多区那珂3丁目、阿部正孝社長)グループで、外食事業を担うロイヤルフードサービス㈱(東京都世田谷区、生田直己社長)は7月20日、全国で運営するレストラン「ロイヤルホスト」のうち病院店舗・空港店舗を除く214店舗で、大豆ミート「NIKUVEGE(ニクベジ)」を使った新メニューの提供を開始した。
ロイヤルホールディングスは、今年1月に総合商社の双日㈱(東京都千代田区、藤本昌義社長)、食品素材の製造加工、販売などを手掛けるユニテックフーズ㈱(東京都中央区日本橋、関田眞一社長)と「植物肉事業に関する戦略的業務提携基本合意書」を締結。各社のノウハウや技術、ネットワークを生かし、ユニテックフーズの子会社である㈱Tastable(テイスタブル)が開発した大豆ミート「ニクベジ」を使用した商品の開発に取り組んでいる。ロイヤルホストでグランドメニューとして発売したのは「NIKUVEGEタイ風スパイシーライスプレート」(税込み1518円)で、過去に鶏ひき肉を使って提供していたエスニック料理を、そぼろ状のニクベジを使って再現・アレンジしたもの。ニクベジをオイスターソースやナンプラーなどを使って炒め、目玉焼きやサラダなどとともにワンプレートに盛り付けた。
ロイヤルホスト事業部内で商品企画を担当する水野孝哉さんは「洋食を中心としたロイヤルホストのメニューになじむものを前提に、ニクベジの特徴を生かし、いかにおいしく食べていただくかを考えた。ニクベジの新技術で肉の食感やうま味が再現されたことで、以前提供していたスパイシーチキンライスを好まれたお客さまにも、違和感なく味わっていただけるのでは」と話している。