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レスパティ・インドネシア大と学術交流協定 中村学園大学 海外16校目、同国で初
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中村学園大学(福岡市城南区別府5丁目、甲斐諭学長)は3月4日、インドネシア共和国のレスパティ・インドネシア大学(トリ・ブディ学長)と学術交流協定を結んだ。
海外大学との提携は昨年6月のアメリカ・カンザス州立大学に続き16校目で、インドネシアの大学とは初めてになる。同大では昨年7月に「グローバル人材育成ビジョン」を策定し、「世界と日本の架け橋となるグローバル人材(ブリッジ)」の育成に力を入れている。今回はその一環で、学生の相互派遣、共同研究などで学術交流を進める方針。
レスパティ大学は昨夏、独立行政法人・科学技術振興機構が進める「日本・アジア青少年サイエンス交流事業」に応じて学生らが来日。日本の大学を数校訪問し、中村学園大学では同大大学院栄養科学研究科の院生と交流会を開くなど交流を深めた。レスパティ大学側が栄養科学系の大学との提携を強く望んでいたことから今回の協定締結となった。
久山町、九大大学院医学研究院と協定
また、同大は3月22日に粕屋郡久山町、九州大学大学院医学研究院の3者で、「久山町研究を中心とした栄養疫学研究と久山町民の健康づくりの推進に関する協定」を締結した。
3者は以前から同町の栄養疫学研究と健康づくりを推進してきたが、今回の締結を機に連携して健康増進の分野で相互協力し、地域発展と人材育成を目指す。