NEWS

レストランのグランドメニューをリニューアル ピエトロ


具材の質や調理法を見直し

東証1部上場でドレッシング製造・販売やレストラン事業を展開する㈱ピエトロ(福岡市中央区天神3丁目、高橋泰行社長)は4月23日、全国の同社レストラン共通の「グランドメニュー」をリニューアルした。
今回は「“おいしさ”を深める」「“安心”を加える」「選ぶ“楽しさ”を提供」の3つをコンセプトに新しいおいしさの創造に挑戦。メーンのパスタメニューでは人気具材である味つけひき肉や高菜など、具材の質や調理法を一つひとつ見直した。例えば、30年以上人気の「なす辛」(旧なすとひき肉の辛味スパゲティ)などに使用する味つけひき肉は、弾力のある食べ応えを出すため、牛豚の合挽肉から牛肉100%に変更し、各店舗で一から仕込み、手作業で少しずつ作ることで創業時の味に近づけた。
サラダは使用する野菜を国産に限定して安心感を加え、昨今の食の嗜好を考慮し材料も一部変更した。さらに高まる健康志向に対応し、野菜サラダにたんぱく質やフルーツ、ナッツを加え、一皿でバランス良く栄養が摂れる「バランスサラダ」など、サラダだけで“食事になる”健康的なメニューを提案する。また、創業当時から人気の「選べるパスタ」ではソースや具材の組み合わせに加え、麺の種類や量を好みで選べるようにした。さらに直営19店中13店で立地や顧客層に合わせた定食や前菜メニューを用意した。
なお、今回の改訂でメニュー総数を従来の92品から69品に絞った(組み合わせ次第のカスタマイズメニューは除く)。

2018年5月22日発行