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リート投資法人を設立、夏めどに100億円規模を組成  シノケンアセットマネジメント


1~2年で東証上場目指す

㈱シノケングループ(福岡市中央区天神1丁目、篠原英明社長)の子会社で不動産ファンドの資産運用等を行う㈱シノケンアセットマネジメント(東京都港区、上坂弘社長)は5月14日、不動産投資法人の「シノケンリート投資法人」を設立した。資本金は2億円、代表は上坂社長が兼務する。
主にシノケングループが開発するマンション・アパートメントなどに投資し、当初は私募リートを組成し機関投資家に販売する。まず夏頃をめどに主に東京23区内の賃貸住宅不動産を投資対象とした総額100億円規模の私募リート組成を予定しており、その後、運用実績を出しながら資産規模を300億円程度まで拡大させ、市場の動向を見極めて東京証券取引所への上場を目指すという。
篠原社長は「1号リートの組成は夏頃をめどにしているが、できるだけ早めに実施したい。来年もシノケングループの開発物件をメインに200億円規模のリート組成を目指し、来年から再来年をめどに上場を目指したい」と語っている。

2020年6月9日発行