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リース事業不調で増収減益 　九州リースサービス　　　　 第３四半期、融資、不動産事業は増益

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　地場大手リース業・株式会社九州リースサービス（福岡市博多区博多駅前４丁目、榎本重孝社長）の０９年３月期第３四半期は、売上高が２１７億９９００万円で前年同期比５・８％増、経常利益が２４億９１００万円で同２・６％減、純利益が４億８３００万円で同９０・２％減の増収減益だった。
　売上高は不動産売却収入増で、増加したが経常利益は営業外収益が減少、純利益は前年同期に大口の賃貸不動産売却益を特別利益に計上した反動減や賃貸不動産売却にともなう減損損失を計上した結果減少した。事業別に見ると、主力のリース事業は、資産残高減少で売上高が１１４億６１００万円で前年同期比１５・８％減。営業利益は貸倒引当金繰入額が増加し３億７０００万円で同３３・８％減だった。融資事業は、新規実行の抑制や期限前回収の発生で不動産業を中心に貸付残高が減少し、売上高は１６億３７００万円で同８・７％減。営業利益は、貸倒引当金繰入額などで営業費用が減少し、８億２０００万円で同１６・４％増だった。不動産事業は、不動産売却収入の増加で売上高が７６億円で同８９・４％増。営業利益は１４億８１００万円で同３９・４％増だった。通期では売上高が２８０億円で同０・３％増、経常利益が２８億円で同１５・６％減、純利益が８億円で同８６・６％減を見込んでいる。