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リンゴ酢入りジャム2種類を発売 九州酢造
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週刊経済2021年4月13日発行
税込682円
酢醸造の㈲九州酢造(粕屋郡粕屋町若宮1丁目、案浦龍己社長)は3月19日、リンゴ酢入りジャムの販売を開始した。
商品名は「お酢屋のジャム」で、福岡県産苺の「あまおう」と福岡県産完熟南高梅を使用した2種類をそろえる。パン食が主流になりつつある中で、ジャムを切り口に毎日の食生活に酢を取り入れてもらうことを目指す。原料の砂糖はミネラル分のある甜菜糖を使用し、酢とあわせることで体に優しい「健康ジャム」となっている。価格は各税込682円で、初年度は「あまおう」で5千個、「うめ」で2千個の販売を見込む。同社は日本初の「柿酢」醸造元で、手間とコストのかかる分、旨みと滋養が感じられる静置発酵法にこだわって醸造しているという。
同社では「手間と時間を惜しまず、本物と思えるものだけをつくり続けていく。お酢本来の旨さを今後も提供する」と話している。