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リモートデスクトップ対応の帳票印刷ソフト  ピー・ビーシステムズ


出力を迅速化

企業向けに基幹システムクラウド化など展開する㈱ピー・ビーシステムズ(福岡市博多区東比恵3丁目、冨田和久社長)は8月3日、リモートデスクトップに対応した帳票印刷ソフトウェアの新製品を発売した。
製品名は「デルバイ-R」で、クラウドやデータセンター上の業務システムからラベルや伝票などの紙の印刷を必要とする現場向けに高速印刷を可能にするソフトウェア。印刷処理の集中によるサーバーダウンやネットワークの渋滞などを防ぐもので、ユーザー側で印刷処理ができるようにすることで負荷を減らし、仮想化環境に対応していないプリンターも利用できる。これまでシトリックス社製品の環境上で使用するソフトを販売していたが、新製品はマイクロソフトのリモートデスクトップ環境でも導入可能になった。同社は「PDF出力やクラウド型FAXサービスとの連携にも対応しており、ペーパーレス化も見据えた帳票運用を支援していく」と話している。
同社は1997年設立。資本金2億2053万円。2019年9月に福証Qボード上場。19年9月期の売上高は17億7800万円。従業員数48人。

2020年8月4日発行