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リクルートからゼンリンデータコムの株式取得  ゼンリン    グループ間の連携図る


 地図情報会社株式会社ゼンリン(北九州市戸畑区中原新町、高山善司社長)は6月15日、株式会社リクルートホールディングス(以下リクルート社、東京都中央区、峰岸真澄社長兼CEO)が所有していた株式会社ゼンリンデータコム(東京都港区、清水辰彦社長)の普通株式1750株すべてを取得した。
 インターネットを活用した個人や法人向けの地図情報などを提供するゼンリンデータコムはリクルート社を含む複数社からの出資を受け設立したが、事業が成長し、設立当初の出資目的を達成したため。株の取得によりグループ間で連携を強化し、スピード感を持った事業展開を進める。リクルート社が保有する1750株(持株比率6・7%)の株式を取得するために、同社は取得対価として、リクルートに自己株式15万2900株(総額約2億4495万円)を譲渡し、金銭約2億4505万円を支払う。
 ゼンリンは1961年4月設立、資本金65億5764万円、売上高522億8600万円、従業員2005人。ゼンリンデータコムは2000年4月設立、資本金22億8301万円、従業員249人。リクルートホールディングスは1963年8月設立、資本金100億円、売上高7541億5700万円、従業員3万1841人。