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ラーメン店舗に中国の電子決済サービス ウインズジャパン


中国人観光客の集客強化

ラーメン店「博多一幸舎」を展開する㈱ウインズジャパン(福岡市博多区博多駅東2丁目、入沢元社長)は4月から、中国の電子決済サービス「We Chat Pay」を導入した。
年々インバウンド観光客が増加傾向にある中、とりわけ中国人観光客が増えていることからその対応を強化するもの。同サービスは中国で数多く利用されているコミュニケーションアプリ「We Chat(微信)」内で提供されている電子決済サービスで、ユーザーは同アプリと連携した銀行やクレジットカードでの支払いができる仕組み。現在国内の店舗で導入を進めている。導入に伴い、同サービスに対応した券売機を設置しており、英語や韓国語、中国語の言語表示に加え、音声ガイダンスに対応している。同社では「We Chat Payのサービス導入を機に、券売機付近の混雑解消にもつながると期待している」と話している。
同社は2007年6月設立。資本金1000万円。従業員260人(アルバイト含む)。「博多一幸舎」を国内15店舗、海外38店舗展開するほか、つけ麺専門店や別業態のラーメン店舗も複数運営している。

2018年7月3日発行