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ライブ配信中のバナー広告作成、表示に関する実証実験開始 OneAI


週刊経済2025年新春特別号

NTTスマートコネクトと共同で

チャットマーケティング事業などの㈱OneAI(福岡市中央区大名2丁目、石川真也社長)は12月21日、動画配信、クラウドサービスなどのエヌ・ティ・ティ・スマートコネクト㈱(大阪市中央区)と共同で商品紹介のライブ配信中でのバナー広告作成、表示などの実証実験を開始した。

ライブ配信中に視聴者がリアルタイムで商品やサービスを購入できるライブコマース市場の拡大で、配信中に画面上に商品の特徴などを表示する画面編集など、配信者が抱える編集課題の解決を目指すもの。昨年7月、NTTスマートコネクトが新たなライブコマースサイト立ち上げを計画する中でパートナー事業者を募り、11月にバナー広告の自動生成などを手掛けるOneAI社が選ばれた。12月21日のNTTスマートコネクトが運営するライブコマースサイト「foove」で1回目の実証実験を行い、OneAIはバナー広告自動生成AI「OneDesign(ワンデザイン)」を使い、ライブ配信中に広告の自動作成、表示を担った。2024年度中に同様の検証を数回実施する予定。石川社長は「リアルタイムのコミュニケーションと当社のバナー広告即時生成技術は相性がいいと感じている。ライブコマース市場のさらなる拡大に貢献したい」と話している。