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ライジングゼファー福岡と共同研究契約を締結 九州産業大学


週刊経済2021年11月23日発行

生・心理学的視点からアドバイス

九州産業大学(福岡市東区松香台2丁目、北島己佐吉学長)は、11月11日付でプロバスケットボールBリーグ所属「ライジングゼファー福岡」を運営するライジングゼファーフクオカ㈱(福岡市博多区比恵町、藤野孝社長)とチーム強化のためのスポーツ科学共同研究契約(アドバイザリー契約)を締結した。
トップチーム強化および選手のレベルアップを目指すライジングゼファー福岡と、スポーツ科学の視点から測定データやサポート成果など得られたデータを研究に活用できる同大学との狙いが合致したもの。アドバイザリー契約は、2019年6月にプロサッカーチーム「アビスパ福岡」、20年12月のコカ・コーラボトラーズジャパン㈱ラグビー部「コカ・コーラレッドスパークス」に次いで3例目となる。
同大学では学内に「トップアスリートスポーツ科学支援チーム」を設置しており、ライジングゼファー福岡選手に対して動体視力などのスポーツビジョン測定や有酸素能力などの生理学的測定、筋力などのバイオメカニクス測定、視覚と脳情報処理に関する知覚認知トレーニングなどを実施。また、選手および関係者を対象したセミナー開催やスポーツ科学情報の提供などスポーツ科学的視点でアドバイスを行う方針。同大学では「今後、他の競技のスポーツ団体とも同様の連携を推進し、九州のアスリートを支援するスポーツ科学の拠点となるべく研究を充実させていきたい」と話している。