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ヤーコンのブランド化を目指す包括協定 クックチャムプラスシーなど
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来冬に向けて商品開発
総菜店運営の㈱クックチャムプラスシー(福岡市博多区博多駅前2丁目、竹下啓介社長)は11月5日、明太子を製造販売する㈱ふくや(福岡市博多区、川原武浩社長)、那珂川ヤーコン生産者部会(上野健二郎部会長)、那珂川市と、ヤーコンのブランド化に向けての連携と協力に関する包括協定を締結した。
ヤーコンは那珂川市の特産野菜で、梨のような食感と自然な甘みを持つ根菜。オリゴ糖やポリフェノール、植物繊維を多く含む一方で、カロリーは低いことが特長。那珂川市では現在、18農家が4000㎡で栽培し、約4トンを生産している。今後は那珂川市の特産品としてのブランド構築に取り組み、クックチャムプラスシーとふくやが来冬の販売に向けた商品開発を進めていく。
竹下社長は「那珂川市にはセントラルキッチンがあり、縁が深い。ヤーコンによる地域活性化に貢献していきたい」と話している。
同社は2011年10月設立。資本金500万円。従業員数430人(パート含む)。売上高18億8000万円(18年7月期)。
2018年11月27日発行