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モール内店舗を新業態「イオンスタイル」に転換  イオン九州    3年内に6店舗を


 イオン九州株式会社(福岡市博多区博多駅南2丁目、柴田祐司社長)は、新業態「イオンスタイル」を、今後3年をめどに6店舗出店する。
 イオンスタイルは、イオングループが一昨年から展開を始めた、さまざまなライフスタイルに応じた専門性の高い商品やサービスの提供を掲げる新業態で、今年9月に福岡市中央区の笹丘店、10月に熊本市南区の熊本店をイオンスタイルに転換しており、今後、イオンモールの核店舗として展開している福岡店(糟屋郡粕屋町)、福津店、筑紫野店、直方店、鹿児島店、宮崎店を優先し、3年以内にイオンスタイル化する考え。同社では市場特性に合わせ、改装コストを圧縮するなどした「九州版」として打ち出しており、生鮮食品の対面販売によるメニューや調理法の提供、同一カテゴリのプロパー売り場と専門店を同じエリアに配置するなど、新たな試みを加えている。1号店となった笹丘店について柴田社長は「ほぼ想定通りの出だしで、業態転換前に比べ、若い客層の来店が増えている」という。