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モンゴルへの寄付を付けたクリスマスギフトを販売 ローカルフードサイクリング
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週刊経済2023年12月19日発行号
コンポストセット
コンポスト(生ごみ堆肥化容器)の製造・販売のローカルフードサイクリング㈱(福岡市東区香住ケ丘6丁目、平由以子社長)は12月5日、コンポストのクリスマスギフトセットを販売開始した。
オリジナルの堆肥化容器「LFCコンポストセット」にクリスマスカードやレモングラスのリースを含めたギフトで、今回モンゴルへの寄付をつけている。現在、モンゴルは首都ウランバートルに総人口半分の160万人が集中し、廃棄物や大気汚染が社会課題になっているという。その中で同社では2018年から、京滋・モンゴル友好市民ネットワーク(大津市)と特定非営利活動法人循環生活研究所(福岡市東区)とともにパートナーシップを組み、助成金を活用したコンポストの技術支援を手掛けており、生ごみの資源化と安全野菜の生産を目指している。今回の寄付ではギフト1点の購入につき、その支払いの一部である300円と、同社がマッチングギフトとして同額の300円を上乗せして寄付をする。限定60個で料金は5613円(税込み)、申し込みは21日まで。同社では「今年もモンゴルのメンバーが日本に来日し、コンポストアドバイザーが誕生している。この取り組みの発信と応援のため、寄附を行うことに決めた。日本のユーザーの方がクリスマスを祝う気持ちの一部を、モンゴルにいるコンポスト仲間に届けることに賛同いただけたら」と話している。
同社は2019年10月設立。資本金1千万円。生ごみの分解を早め、臭いが出にくいよう独自配合した基材の入ったトートバッグ型堆肥化容器「LFCコンポスト」を販売。電気不使用で1日約300gの生ごみを1・5~2カ月投入でき、都市部のベランダなどで利用が進んでいる。