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モンゴルのベンチャーなどと宇宙開発分野で連携 九州工業大学
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週刊経済2022年12月6日発行
小型衛星開発や宇宙環境試験施設設置を支援
国立大学法人九州工業大学(北九州市戸畑区仙水町、三谷康範学長)は11月28日、モンゴルの宇宙産業開発ベンチャー企業とモンゴル国立宇宙協会の3者で宇宙開発の振興などに関する協定を結んだ。
モンゴルの宇宙産業発展に向けて、小型衛星開発などの共同事業の実施を目的に連携を図る。具体的には九工大OBでモンゴル出身のエルデヌバトール・ダシュドンドグさんが創設に携わった宇宙産業を展開するONDO Space LLC(ウランバートル市)に対して、九工大が宇宙工学プログラムの提供および同社の小型衛星開発や試験のサポート、モンゴルでの宇宙環境試験施設設置に関するコンサルティングなどを実施する計画。モンゴル国立宇宙協会は学生や研究者が教育、研究活動に取り組めるように支援していく。三谷学長は「本学で学んだ留学生が母国で起業し、九工大との連携に繋がったのがうれしい。宇宙工学分野のみならず本学とモンゴルが様々な分野で交流できるように推進したい」と話している。