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メンターがサポートする新たな学び場開講 全教研


週刊経済2024年4月10日発行号

前原教室とNEO照葉教室で

学習塾運営の㈱全教研(福岡市中央区赤坂1丁目、堀口宏吉社長)は4月の新年度から、前原教室(糸島市)とNEO照葉教室(福岡市東区)で小4~高3を対象とした新たな学びの場「個人最適化学習マイスタzenkyoken」を開講した。
同クラスでは生徒自身が計画した学び方やカリキュラムに対し、メンターがコーチング型のサポート(メンタリング)を通して学びの計画立案から行動、生成期、目標達成までを管理することで、生徒が主体的に学び、自己調整学習ができる生徒を育成することを目的とする。
特に毎回の授業時に進度や宿題、次回の内容などを確認するミニミーティングでのメンタリングでは、その日の授業で「できるようになったこと」「難しかったこと」を生徒に記入してもらい、「授業=ためになった、課題を見つけた」を認識させることで、生徒は成長する実感を持ち自己肯定感を高め、授業を受ける理由と勉強をする楽しみを知ることで「主体的な学び」を育むことにつなげていく。授業は完全個別対応で映像授業を活用するほか、教室は木目調の落ち着いた雰囲気で居心地よく集中できる学習環境を整えている。
堀口社長は「生徒が毎日通いたくなるようなサードプレイス(=居場所)としての機能も意識した。これからも子供一人一人を主役にした今までにない塾づくりを進めていきたい」と話している。