メタバース制作の共同レーベル設立　ＤＥＬＴＡ ＰＬＵＳ

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週刊経済2024年7月17日発行号

建設業界のＤＸ化目指す

メタバース、教育事業の㈱ＤＥＬＴＡ　ＰＬＵＳ（デルタプラス、北九州市八幡西区黒崎３丁目、船曳海斗社長）は６月１日、３ＤＣＧコンテンツ制作を手掛ける㈱ねこ（福岡市博多区博多駅前２丁目、原口潤也社長）と共同レーベル「Ａｒｃｈｉ　Ｖｅｒｓｅ（アーキバース）」を立ち上げた。
メタバース・ＶＲ・３ＤＣＧなどの次世代技術を活用し、建設不動産業界全体のＤＸ化を図るとともに、これらに特化した未来のクリエイター人材の開発・育成をするもの。同社のメタバース技術と、ねこの高性能な３ＤＣＧ技術の強みを生かし、設計図に基づいた正確な３ＤＣＧを作成することで、現実の動作をメタバース空間で再現する。これによりメタバース空間でのモデルルーム見学といった新たな顧客体験と提案の形を創出する。
船曳社長は「日本の建築技術を世界に向けて発信する取り組みも進めていきたい」と話している。
同社は今年３月設立。資本金は２００万円。従業員数３人。初年度売り上げ目標は２億円。