メキシコにモーターコア製造の子会社設立　三井ハイテック

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週刊経済2023年8月22日発行号

資本金１０億円、２５年から量産

半導体部品製造の三井ハイテック㈱（北九州市八幡西区、三井康誠社長）は７月、メキシコ合衆国グアナファト州に、モーターコア製造の子会社を設立した。
同社は近年、グローバルに成長が見込まれる「電動車市場」に向けたモーターコアの供給体制の強化を進めており、２０１５年には北米市場の需要に対応するため、カナダ オンタリオ州に子会社を設立し、モーターコアの製造・販売を手掛けてきた。今後さらに北米における電動車市場の拡大が見込まれることから、北米全域を南北２拠点でカバーする供給体制の強化を図るため、メキシコでの子会社設立を決めた。社名は「Mitsui High-tec Mexicana, S.A. DE C.V.」。資本金は１億３千万メキシコ・ペソで、日本円にして約１０億円。社長には、モーターコア事業本部の成田和雄モーターコア事業企画部長兼グローバル企画部長が就いた。量産開始は２０２５年９月を予定している。