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メガソーラーの遠隔監視システムを販売  ユニティクス    特許技術生かしスマホやタブレットに対応


 工場向け監視システム開発業の株式会社ユニティクス(筑紫野市上古賀3丁目、池田朗社長)は8月1日、メガソーラーの遠隔監視システム(新バージョン)を販売開始した。
 これまで提供していた工場向け監視システムのノウハウを生かしたもので、全国の太陽光発電事業者の顧客開拓を強化する。サービス名は「MeS(メムス)」。同社が取得する 特許技術を使用しており、ストリング(回路)単位での太陽光パネルの監視機能を備えているため、不良パネルの早期検出のほか、局所的な機能低下の検出ツールとしての活用が期待できる。また、過去データの収集やグラフでの比較、帳票の作成などにも対応する。今後は同社のシステムを既に導入する事業者を中心に、全国への販路拡大を目指す。池田社長は「初期費用がネックとなることが多い監視システムだが、クラウドシステムはコスト削減という面からも企業の支えになると期待している」と話している。
 同社は2005年1月設立。資本金は1000万円で、従業員は10人。