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ミツカンの「味ぽん」とコラボ商品 ベンナーズ
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週刊経済2024年10月2日発行号
サブスク登録でプレゼント
未利用魚を活用したEC事業、水産加工・卸売、飲食事業などを手掛ける㈱ベンナーズ(福岡市東区香椎浜ふ頭2丁目、井口剛志社長)は9月19日、㈱Mizkan(愛知県半田市中村町、吉永智征社長兼CEO、以下ミツカン)とのコラボ商品を発表した。
ミツカンの「味ぽん」が発売から60周年を迎えることを記念したコラボ企画の一環で、味ぽんと旬の未利用魚を使った限定パック「ぽん酢マリネ(生食用)」、「バターぽん酢(加熱用)」の2種類を開発した。単品での販売は行わず、ベンナーズのサブスクサービス「フィシュル!」の初回限定申し込みの特典で、どちらか1パックをプレゼントする。先着1千人限定。
井口社長は「ミツカン社の『食を通して世界をより良いものに変えていく』という志はわれわれのビジョンにも通ずるものがあり、大変共感している。コラボを通して、魚のおいしさや魚を食すことの楽しさを『味ぽん』を通してお伝えできることを期待している」、ミツカンの吉永CEOは「水産業の課題解決に取り組むスタートアップ企業であるベンナーズとともに取り組みができることを大変うれしく思う。地域の水産課題の1つでもある『未利用魚』の、おいしいのに活用しきれていない魚の魅力を『フィシュル!』のサービスを通じて提供されていることに大変魅力を感じている。お魚と相性のよい味ぽんを未利用魚と組み合わせた新たなおいしさを、多くのお客さまに楽しんでいただけたら」とコメントしている。
同社は2018年4月設立。資本金は9500万円。「フィシュル!」会員数は9月上旬時点で累計4万2千人を超えている。