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マルヨシ物産に総額1億7400万円の協調融資 日本公庫北九州支店


週刊経済2021年2月9日発行

西日本シティ・北九州銀と連携

㈱日本政策金融公庫北九州支店(北九州市小倉北区鍛治町1丁目、福永誠支店長)中小企業事業は1月29日、西日本シティ銀行、北九州銀行と協調し、米類卸売業のマルヨシ物産㈱(同市小倉南区高津尾、井上義雄社長)に協調融資を行ったことを明らかにした。
2018年7月の豪雨で同社飯塚工場(飯塚市津島宝来)の精米機械設備および米の在庫が浸水被害を受け、約40日間の操業停止を余儀なくされたことから、再発防止のための「水害対策投資」を実施したもの。なお、総融資額は1億7400万円(銀行別内訳は非公表)。
投資内容は①飯塚工場(敷地面積3444㎡、建築面積約355㎡)内の機械設備を約2・5m床上げした浸水防止対策②大分県宇佐市下高に倉庫新設(敷地面積6661㎡、倉庫面積約660㎡)および倉庫機能の一部移転に伴う融資となる。
同社は1978年2月創業、89年6月に設立。資本金は1千万円、従業員数は26人となっている。