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マルチデバイス対応のVRチャット開発 ネクストシステム


4月中にリリースへ

システム開発会社の㈱ネクストシステム(福岡市南区井尻、藤田義生社長)は4月中をめどに、新たに開発したVRチャットサービス「52Chat」をリリースする。
VR(仮想現実)技術を用いた、オンライン上の仮想空間で会話するサービスで、ユーザーの分身となるキャラクター「アバター」を会話中に自由に動かせる点が特徴。「『ご自由に』チャットできる」の語呂合わせで52Chatと命名した。パソコンで利用する際は、市販のVRゴーグルとワイヤレスコントローラーを用いれば、ユーザーの動作がそのままアバターに反映される。また、この分野では初めて、マルチデバイスでの運用が想定されており、タブレットやスマホでアバターを動かすことも可能という。まずは無料アプリとして配信をスタートし、徐々にアバターなどのコンテンツを充実させ、課金要素も組み込んでいく計画。
同社広報は、「今年に入り、VRを用いたチャットの注目度は急速に高まっている。今年2月に52チャットの計画を打ち出して以降、当社SNSのフォロアーが3倍にも伸びた」と話しており、新サービスの躍進に期待をかけている。

2018年3月20日発行