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マリノアシティ福岡に「博多一口餃子」の新店舗 スリーエフコーポレーション
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週刊経済2022年5月24日発行
2店舗目
飲食店運営の㈱スリーエフコーポレーション(福岡市博多区博多駅前3丁目、洲之内明夫社長)は4月27日、マリノアシティ福岡(同市西区小戸2丁目)に「餃子食堂HŌUNTEI」をオープンした。同社が運営する「宝雲亭」としては同市博多区中洲の本店に次ぎ2店舗目。
場所はマリナサイド南棟1階のフードコート内。家族連れの多いフードコートのへの出店にあたり、歓楽街に位置する「中洲本店」とは異なる昼食向けの新メニューや価格帯で提供する。メニューは、「博多一口餃子定食」一人前8個(税込680円)と一人前12個(税込880円)のほか、麺類に中華そば、チャーシュー麺、また「汁物として宝雲亭のカルチャーを感じられるように」餃子の生地を使用したワンタン麺など。さらに単品で餃子10個やセットメニューなども用意し、今後テイクアウトの餃子メニューも揃えていくという。平均客単価は850円を見込む。初年度売上目標は5千万円。現在スタッフは8人で、順次増員していく予定。営業時間は午前10時~午後8時。
「宝雲亭」は博多一口餃子発祥の店とされており、洲之内社長は「70年の歴史がある〝宝雲亭〟がフードコートに出店をするのは初めて。夜のつまみになりやすい博多一口餃子を定食として提供することで福岡の食文化を広めたい。にんにく不使用で一口サイズの餃子のため昼食でもたくさん食べやすい」と話している。
洲之内社長は昭和1971年9月30日生まれの50歳。松山市出身。福岡県立糸島高等学校卒業。趣味はゴルフ。
同社は資本金9600万円。決算期7月。従業員数は80人。「宝雲亭」のほか、福岡市内でめんたいこ生パスタの専門店「マルゲッタ」などを展開している。