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マリノアシティに電気自動車BYDの九州初店舗 東京のウイルプラスエンハンス
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週刊経済2023年7月11日発行号
正規店として国内6店目
輸入車販売業のウイルプラスエンハンス㈱(東京都港区、成瀬隆章社長)は7月1日、マリノアシティ福岡(福岡市西区小戸2丁目)に、中国の電気自動車メーカー「BYD(ビーワイディー)」の販売店をオープンした。九州初。
BYDの日本法人「BYD Auto Japan㈱(横浜市神奈川区、東福寺厚樹社長)」の正規ディーラーとして初出店。ショールームを備えた店舗は国内6店舗目で。集客力の高い商業施設内への開設でブランドの知名度向上を図る。
店名は「BYD AUTO 福岡西」。場所はアウトレットⅢ棟の1階で店舗面積は約147㎡。店舗は外観がグレー、内観が白を基調とした未来を想起させるデザインが特徴で、店内にはミドルサイズSUVの「BYD ATTO3(アットスリー)」(車両価格440万円~)を2台展示している。試乗も可で、購入後の点検、車検、修理などの車両点検も受け付ける。
BYD ATTO3は2022年2月に中国で販売を開始。現在までにオーストラリアやアジア太平洋地域、欧州のイギリスやスペインなどで発売され、2022年末までの累計販売台数は20万台超。日本ではBYD Auto Japanが専売会社として国内1号店を横浜市緑区にオープンしたのを皮切りに販売を本格化している。
成瀬社長は「福岡は学生時代を過ごし、自身の創業の地。電気自動車の普及に向けても大きな可能性がある。まずはBYDブランドを知ってもらい、今後の展開に弾みをつけたい」と話している。