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マスクの売り上げ寄付プロジェクトを開始 新生堂薬局ら4団体
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目標支援金額は250万円
調剤薬局やドラッグストアを展開する㈱新生堂薬局(福岡市南区中尾3丁目、水田怜社長)は10月21日、国内外のNPO団体などと共にマスクの売り上げを海外の孤児院などに寄付するプロジェクトを開始した。
社会貢献の一環として取り組むもの。ミャンマーとカンボジアの養護施設や小中学校で作った布マスクを販売し、その利益を現地の孤児院や教育施設の支援に充てる。協力して取り組むのはNPO法人次世代のチカラFUKUOKA(同市中央区大名2丁目、新村優理事長)、TAKINO国際支援チーム(ミャンマー、瀧野隆代表)NGO法人Pay it Forward(カンボジア、柳内学理事長)の3団体。商品名は「未来に繋ぐスマイルマスク」。2枚セット税込880円で、同日から新生堂薬局のオンラインショップで販売している。調剤薬局での販売は11月頃を予定。梱包作業は障害者就労支援施設「未来サポートよつば」(同市南区清水3丁目、小石修施設長)が請け負う。販売目標は1万枚、250万円の寄付を目指す。水田社長は「多くの人に着用してもらい、マスクを使っていることがカンボジアとミャンマーの子供たちの笑顔につながっていることを実感しながら過ごしてもらいたい」と話している。
同社は1984年3月設立。資本金5千万円、従業員1340人。2020年9月期売上高は275億円。
2020年11月3日発行