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マイングが全面リニューアルオープン   博多ステーションビル    来場者3割増目指す


 JR博多駅構内の商業施設「マイング」、「博多駅地下街」、「博多1番街」運営の株式会社博多ステーションビル(福岡市博多区博多駅中央街、漆間道宏社長)が総事業費約20億円をかけ、全面リニューアルしていた商業施設「マイング」が12月11日付にオープンした。
 マイング全面工事は1989年以来26年ぶり。同施設のフロア面積は7037平方m、店舗面積は3729平方m。店舗数は92店舗。全体フロアを7つのエリアに分け、それぞれ「うまか通り」「和菓子通り」「スイーツ通り」「和菓子工房」「はかた銘品通り」「しゃれもん通り」「マイング横丁」という名称で物販ゾーンを構成しているのが特徴。マイング広場には緑化および音響設備などを新設したほか、無料Wi–Fiを導入している。また、人型ロボット「ペッパー」を採用し、マイングインフォメーションに設置。今後、マイングの新店情報や期間限定商品の紹介など最新情報を発信していく。
 マイング店舗の総売上高は76億4000万円(2014年度)。来街者数は1日あたり平日約3万8000人、休日約5万人という。同社では「空間を和モダンのイメージで統一し、ロゴマークも一新した。これまで以上に信頼されるショッピングセンターとして、来場者3割増を目指したい」と話している。
 同社は1961年3月設立。資本金2億円、従業員数は38人、2015年3月期の売上高は16億6000万円。マイングほか、博多駅地下街22店舗、博多1番街14店舗を運営している。