NEWS

  • 地域

マイナンバーコールセンターを開設  福岡市    来年3月末まで、KDDIエボルバに委託


 福岡市(高島宗一郎市長)は10月5日、番号法施行、マイナンバー制度の本格的な開始に伴い、マイナンバーに関する質問を受け付けるコールセンターを開設した。
 業務はコールセンター運営の株式会社KDDIエボルバ九州・四国支社(福岡市中央区渡辺通2丁目、林羊助支社長)が受託。15人体制でスタートし、今後最大20~25席に拡大して対応する。英語、中国語、韓国語にも対応し、転送も合わせて最大30回線で受け付ける。期間は10月5日から来年3月31日までで、時間は平日午前8時30分から午後5時15分まで。土日祝、年末年始の12月29日~1月3日は除く。ただし、福岡市では11月以降に通知カードが郵送されるため、この期間に合わせて、10月31日から11月29日までの土日祝は、午前9時から午後5時まで開設する。
 開設式で、市総務企画局の中村英一局長は「市でも街頭PRや100件を超える出前講座を実施してきたが、まだ十分な理解を得られているとはいえない。新たな社会基盤を一人ひとりに周知するとともに、区役所など各機関への負担を軽減し、市民サービスを低下させないために、コールセンターを設けた。さまざまな質問に対応し、不安や疑問を解消していきたい」とあいさつした。