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ポルトガル伝統料理の家庭用食品を発売 松原食品


週刊経済2023年7月25日発行号

同国大使館監修

食品製造・卸販売業の松原食品㈱(福岡市東区箱崎2丁目、奈良原一社長)は7月20日、ポルトガル大使館が監修した伝統料理の家庭用食品を発売した。
同社がレトルトパックで販売する海外諸国大使館監修の家庭用食品「おうちで旅する世界の絶品グルメシリーズ」第8弾。商品名は「ソパ・デ・バカリャウ」。具材は干し鱈「バカリャウ」、ジャガイモ、トマト、玉ねぎ、パプリカを使用しているほか、一部ブラックオリーブの海鮮スープが特徴。175グラム入りで、価格は税込1566円。全国のスーパーマーケットや自社ECサイトで販売する。年間販売目標は約8千食。奈良原一平専務は「同シリーズ初で、レトルト食品でも珍しい魚料理。各国の料理を通して国を知り、好きになっていただけたら」と話している。
同社は1948年8月設立。資本金は5千万円。2023年2月期売上高は17億5千万円。従業員数は70人。