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ホイスト受注減も利益重視で減収増益 東洋ホイスト


利益率は過去最高の18・2%

ホイスト・クレーンメーカーの東洋ホイスト㈱(糟屋郡新宮町下府2丁目、東谷典章社長)の2018年3月期決算は、売上高が4・2%減の30億6900万円、経常利益が2・4%増の5億6000万円の見通し。
ホイスト部門の落ち込みで減収となるものの、経費削減により増益。経常利益率は過去最高の18・2%を予想しており11期連続で利益率10%以上を達成する。部門別売上高は、ホイスト部門が8億7000万円、環境部門が9億2300万円、メンテナンス部門が9億3800万円、舶用クレーン部門が3億3800万円。東谷社長は「利益率重視の選別受注で経営を進めているため増収となり、売上30億円台もキープできた。今後も利益を出し社会貢献する」と話している。

2018年5月29日発行