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ベンチャー投資ファンドを設立 FVP


週刊経済2022年12月13日発行

総額70億円

ふくおかFG傘下の㈱FFGベンチャービジネスパートナーズ(FVP、福岡市中央区天神2丁目、吉田泰彦社長)は、ファンド「FFGベンチャー3号投資事業有限責任組合」を組成した。
スタートアップの協業を促進し、地場企業へ資金を供給することで支援・育成の加速とその後の事業提携や個別の直接投資・M&Aにつなげるファンドで、今回が3号目となる。ファンド総額は70億円で、運用期間は12年(3年を限度に延長可)。福岡銀行が有限責任組合で、出資する九州の地場企業を順次募集していく。国内外問わず起業準備から起業直後の新設会社がメインターゲットで、福岡進出を目指す海外の新規事業者なども投資対象。「シード・アーリー期(創業初期)のスタートアップにリーチする両社が共同で運営することで、案件発掘から創業支援、地域の事業会社との協業、次回資金調達へのサポートなどをシームレスに実施していく」と話している。