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ベトナム飲食企業とライセンス契約と資本提携 力の源ホールディングス


ベトナムでの店舗展開へ

ラーメン店「博多一風堂」経営の㈱力の源ホールディングス(福岡市中央区大名1丁目、清宮俊之社長)は7月14日、ベトナムで飲食店を展開するPizza 4P,s corporation(以下4P′s社、益子陽介代表)とライセンス契約および資本提携に関する基本合意書を締結することを発表した。8月中旬締結予定。

これまで海外12カ国で69店を展開しており、今後の海外出店の重点エリアの一つである東南アジアへの出店戦略の一環として、ベトナムでの多店舗展開を図る。4P,s社はベトナム3都市で6店のイタリアンレストランを運営しており、今後はドミナント出店やFC化およびEC販売により事業拡大を目指している。店舗運営力や開発力に加えて、代表者含めて多くの経営幹部が日本人であることから、日本の文化や商習慣の理解、円滑なコミュニケーションなども可能なことも契約締結の要因となった。今回のライセンス契約では「一風堂」の商標を用いて店舗出店と運営する権利を許諾し、ロイヤリティを受け取るもの。また、7月31日付で4P,s社の親会社として設立する4P,s Holdings,Inc.(シンガポール、益子陽介代表)に対して5000万円を出資し、企業間連携の強化も進める。

2017年8月1日発行