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ベトナム空港公社と姉妹空港協定 福岡国際空港
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週刊経済2022年4月26日発行
旅客定期便の早期再開、新規路線開設で
福岡空港を運営する福岡国際空港㈱(福岡市博多区上臼井、永竿哲哉社長=FIAC=)は4月13日、ベトナム空港公社(ACV)と姉妹空港協定を締結した。姉妹空港の締結は19年4月のFIAC発足後初めて。
ACVは2012年1月設立。ベトナム政府が95・4%を出資する空港運営会社。ベトナム国内22の空港(うち9つが国際空港)を運営している。協定を締結することで、福岡―ベトナム間の旅客定期便の早期再開や新たな直行便の開設のほか、九州とベトナム間での観光、ビジネス需要拡大を目的としたマーケティング活動でも連携を深める方針。
締結式はホーチミンのACV本社で行われ、FIAC空港営業本部長のチンリオン・テオ執行役員が覚書を交わした。FIACでは「ベトナム経航空会社の経営層を訪問し、福岡空港への運航再開や新規就航について協議を進めていきたい」と話している。